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「ようこそ!弦巻小学校へ 入学親子のための”ホッと”プログラム」
取材レポート
「小学入学サポートプログラム」とは、NPO法人ハートフルコニュニケーションが2005年より開催しているワークショップで、小学校入学を迎える新1年生の保護者のために作られました。家庭教育力の向上を通して、子供たちの園から小学校へのスムーズな移行をサポートするものです。
今回は、世田谷区立弦巻小PTAの依頼で、小学校入学を迎える新1年生の保護者を対象に、久々に対面形式で行われました。また、PTA企画の子ども向けのプログラムも同時に開催。親が保護者同士で交流する間、子どもは親と離れて遊びを通じた初めての学校体験で友達と交流できるという楽しいプログラム内容でした。
当日は、冷たい北風が吹きながらも快晴のお天気。保護者の方約35名と、4月にピカピカの一年生となるそのお子さんが続々と到着し、親はランチルームへ、子どもは体育館へと案内され、親子別々となりそれぞれのプログラムを体験するといった形でスタートしました。
親向けのプログラムは、PTAの方15名も含め総勢約50名が参加しました。うち、お父さんは9名で、父親参加率の高まりも感じました。世田谷区教育委員会の方も視察に来られ、賑々しい空気が流れます。
まずは、保護者の方同士で自己紹介をしていただき、すっかり打ち解けた雰囲気になったところで、講師によるレクチャーがスタート。講師は、ハートフル・チームTOKYOの荻野留美子さんが務め、まずは、入学のタイミングで、子どもの「自己肯定感」「自分で考え行動する力をはぐくむための親のかかわり方を具体的にレクチャーしました。
つぎに、参加者同士で意見交換する時間です。ハートフルのプログラムは一方通行でないのが特長の一つで、保護者同士が話したり聞いたり、考えたりする時間が目白押し。眠くなっている暇はありません。子どもの幸せな自立に向けて、園から小学校というステージに上がる子どもを親がどんなふうにサポートしていくかを考えていく時間となりました。時には笑い、時には考え込みながら、話し合い、聞き合います。
「子どもの自立って何歳から?」「子供が、“誰々ちゃん嫌い”って言ったとき、どうする?」など、講師が次々と質問を投げかけると、みんなが活況に話し合い、気づきを共有していきます。「まさに、昨日そんなことがありました」という方も。「そんなときは、子どもの言葉を繰り返しましょう」といって続く講師の説明に、「子どもにだけでなく、いろんな場面で使えそう」と感想を述べ、周りの笑いを誘う場面もありました。
時間とともに、親同士の交流、そして学校やPTAの方などの周囲とのつながりも深まり、子供の成長を見守り合う関係がつくられていくのを感じたひと時となりました。
子どもプログラムは親と別れて体育館で開催。講師・有吉宣人さんとサポーターの方が、子どもたちをインプロ(即興劇)の世界へと誘いました。子どもたちはあっという間に場になじみ、どんどん遊びの世界へ没頭。体育館の外からも楽しげな声が賑々しく響いていました。
子どもたちは、その時間の中で、「人前で話す、自分の気持ちを宣言できる」ことをまなび合い、友達との交流を深めました。こんな風に子どものできる力を引き出せる有吉さんとそのサポーターの方々のあり方に感銘をうけました。
そして、最後は親が体育館に移動し、子どもたちがつくった即興劇を見学。参加した子どもたちが全員、個性豊かな劇を披露し、親も子どもたちも笑顔でいっぱいの姿がみられました。
主催のPTAの方々あっての一日、みながたくさんのお土産を持ち帰った濃密な時間となりました。
ブログを通してだとなかなか伝えきれませんので、ぜひ、体験してみてください!!
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